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 アビスプレイ記
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2011.12.06 サイト開設
【世界の何処かで笑っていて】

▼ジェイド×ルーク



 身体が光となって消えていく。
 ああ、これで最期なんだなって思った瞬間、思い浮かんだのは彼の顔だった。


『生きて、帰ってきてください。……そう、望みます』


 ――馬鹿だよ、ジェイド。

 そんなこと無理だって、誰よりも分かってたのはジェイドじゃないか。
 馬鹿だよ、ホント……
 そんな、優しくて残酷な言葉。
 みんなの前では我慢していた涙が、ボロボロとこぼれた。
 ああ、俺はもう、あの笑顔を見ることも、声を聴くことも、触れ合うこともできないんだ。

 まだ、死にたくない。

 まだ、生きていたい。

 ジェイドの隣で、これからも生きていたい。

 もっと一緒に居たい。

 そんな、叶いもしない未来をどうしようもなく夢見ていたんだ。

「ジェイド……」

 約束、守れなくてごめん。
 ジェイドは優しいから、帰らない俺を想って、きっと悲しんでくれる。
 俺のせいで、ジェイドに辛い思いをさせる。

 だから、ごめん。

 俺のために悲しまないでと、言える勇気があれば良かった。
 ジェイドが俺のために悲しんでくれることが嬉しいなんて、俺は嫌な奴だ。
 でも俺は、ジェイドが――みんなが居るこの世界のために、俺のすべてを捧げるから。
 これくらい、大目に見てくれよな。

 ――だからさ、ジェイド、この先も続く明るい未来では、

 どうか、どうか、











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(――そこに、俺は居なくとも)


お題元【群青三メートル手前

2011.12.06(Tue)

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